最近、いいものがやたらと安い。
今日の昼、丸亀製麺で食べたら、50円引きのクーポンを使って、釜揚げうどんと天ぷら一品で350円だ。勿論、打ち立てのうどんと、ネギと生姜たっぷりを入れて味を堪能、栄養も取れた。
会社帰りにワインのつまみを買おうと、イオン系列の「まいばすけっと」というミニスーパーに立ち寄ると、チーズとサラミのセットが税込で199円。
食べ物ではないが、重宝しているAnkarのBluetoothスピーカーはAmazonのタイムセールで3000円ちょっと。もちろん、低音はBoseの同様の製品であるSound-Link Mini Bluetooth Speaker IIに及ぶべくもないが、価格が税込で23,760円(Bose の購入サイト)である。ただ、Ankarは1/8の音ではない。YouTubeで聞いた感じは、せいぜい3割から4割ダウンだと思った。すると、実質コスパは、8x0.6=4.8倍 Ankarがいいと思ってしまう。
ワインなんかも、勿論3000円以上のものはそれなりにいい。いい味に当たる確率も上がるのは間違いない。一方、1200円位でも、何の気兼ねもなく飲める美味しいものもある。
例えば、最近気に入っているこれもそうだ。
またシャトー・ラフィット・ロートシルトがチリで作ったLosVasgos
も、上のボルドーより果実味はある。やや複雑さを求めるのなら上だし、果実味であれば下となる。
何れにせよ、この価格帯ならデイリーワインとして楽しめる。
1000円ちょっとで、そこそこ美味しいワインが手に入るとなると、当然ワインファンの裾野が広がって来る。すると、ますますコスパのいいワインが日本に入ってくる。
価格が安くて高級品ではない、いわゆるローエンドな商品が、最後は高級品を出してきて、それまで王者だったメーカーを駆逐してしまうというハーバードのクリスチャンセン教授の「破壊的イノベーション」というセオリーがある。トヨタが米国市場で、最初はカローラを出してきて、GMとかフォードは相手にしなかったのにだんだん米国市場が侵食されて、さらにレクサスのような高級車がでてきてガチな勝負となっている例だ。このようにローエンドな商品は上手くビジネス展開すれば、とっても魅力的なプレイヤーになれると思う。
という事で、今日の僕は、ランチに350円のうどんと天ぷらを食べ、1200円のワインの3分の1、つまり400円のワインを飲み、つまみは250円程度(数日前買ったクラッカーを計算すると一枚6円。これを4枚食べて、今日買った199円を加える)、計1000円で生活した。我が家の小遣い制では一日2000円(!)なので黒字である。そうして何日分の黒字を、年末、年始飲み会やらで使い果たす果たすのだろう。
今日、言いたかったのは「意識をすれば、コスパ良く食事と飲みができる」という事だが、だんだん話がせせこましくなってきた笑。
という事で今日は終了。
みなさん今日も一日お疲れ様でした!