広島〜地産地消を味わう旅
先週土曜日に広島に入った。
夕食は仕事の同僚とお好み焼き屋へ。
行きたい店もあったが、以前行った事がある店を主張するとある同僚の意見でその店に行った。
有名な広島のお好み焼きを久しぶりに食べたが、味が普通すぎて何の感動もなかった。
次の日曜日。
朝7時に起きて朝食をしっかり食べ、先ずはホテル近くの原爆ドームに向かった。
その後、資料館へ。その足で広島城に行った。
多少秋めいていたものの、徒歩の行軍の道中とにかく暑かった。
そして目的地の厳島神社へ。広島城近くの白島駅からJR、フェリーと乗り継いだ。
JR宮島沖駅近くからフェリーで渡ると、宮島はお土産屋さんのオンパレード。
厳島神社まで濃密に店が連なっていた。
そして、やっと厳島神社に着いた。ただ、そこには水が無かった。
海に浮かぶ神社を期待したがが、干潮でそこには水がほとんど無かった。
社殿を歩くと、床板からすぐ下に地面が見えた。
海水や風で腐食する床板を何度でも簡単に変えられる構造になっているのだろう。
能舞台も社殿のすぐ横にあったが、放置されているように見えた。
今度は海に浮かぶ厳島神社を見るために、是非満潮の時に来ようと思った。
暑い中ホテルまで戻った。
その後の夕食の決定権は流れ上、僕にあった。
昨日行きたかった老舗の広島お好み焼きに行った。
すると、味が全然違った。
麺が生麺だった。ソースも微妙に違うんだろう。
食べた3人は異口同音に「昨日より旨い」と言った。
これこそ、全国の名を馳せる「お好み焼き」だった。
ちなみに広島では、「広島のお好み焼き」ではなく、あくまで「お好み焼き」らしい。
戦後の食糧難の時に、配給された小麦粉、肉等から簡単に栄養が取れる食物として広島のお好み焼きは生まれたから、オリジナルな食品なのだ。
帰りの新幹線の駅で、美味しかったその店の支店は行列だった。
やはり、この店に行かないと後悔すると思った直感は当たったようだ。
最後に牡蠣のオイル漬け。
広島名産の一つは牡蠣だろう。厳島神社のある宮島でも焼き牡蠣を売る店が多かった。
この一品を試しで買ってみたが、絶品だった。
ひと瓶1000円ちょっとと高いが、ビール、白ワインにとても良く合った。
「海のミルク」と言われる牡蠣を手軽に堪能できる。
地産地消の旅は楽しい。