思考の詳細

SNSでは説明しづらい詳細について書きます。

(取りうる)リスクを張ること

楽しかった実家でのGWも終わり、先週から仕事に入り、そして週末は土日ともに試合と卓球三昧だった。試合の結果は、当初の最低限の目標クリアといったところだった。また自分の弱点というか、課題がはっきりしたのでその点は良かった。

 

卓球ではある程度リスクを取ってゆくことが必要となる。

安全に、安全にといくと、リスクを取って攻めてくる相手に負けるときがある。

安全にいくときと、リスクを張る時を明確に頭で切り分けていれば一番いいのだろう。

というのも、実際は、ぼーっと何気なくやって切り分けができていない本数が1セットの約20回の中、3ー4本はある。流れがきていたり、乗っているときは頭を使わなくても問題ないが、そうではない時は致命的になる。

 

ピアノを弾いている時、クラシックとかノーミスがいい時もあるが、歌を入れたりする曲は、細かなミスより、情感がよっぽど大事だったりする。その際、聴いている人を楽しませるには、自分が楽しくなる音楽を演奏しないといけない。その際、ノーミスで行こうとすると、萎縮して曲が楽しくならないこともある。

 

卓球でもピアノでも、勿論、リスクが裏目に出れば、短期的には痛い時もあるが、長期的には、失敗のコツやら、ある程度のリスクであれば、返ってノーミスを狙うよりも良い結果につながるということもわかるだろう。この点、実際リスクを張らないと体験することができない。

 

無理と、リスクを貼っていい結果を出す、両者の微妙な差を見極めるのは実は卓球では重要だ。

前者の場合は、繋いだり、守ったり、次の自分の攻めにつなげる。後者は攻めの時だから思いっきりいく。守りと攻めの切り分けをトップ選手を見ているとメリハリをつけてやっている。

 

人生を生きていく中で、リスクは回避できないし、回避するものでもないと思う。

取りうるリスクとお友達のように仲良くしておくことは、実はとても重要なことかもしれない。