思考の詳細

SNSでは説明しづらい詳細について書きます。

新型コロナ 爆発的感染前の重大局面

新型コロナでは、アメリカが昨日時点で感染者数が24万人を超えた。

世界で100万人を超えたようである。

ただ、日本の感染者数は現時点で3000人程度であり、アメリカとは二桁も違う。

「日本は海外と違って衛生的だし、なんとか低い山で収束するだろう」

と数日前まで思っていた。

 

ただ、知人がシェアしてくれた以下のシミュレーションをみて、ちょっと状況が違うと思い出した。

https://www.fttsus.jp/covinfo/#Tokyo

 

色々情報が詰まっているが、読んでいて気がついたのは

3月中旬以降、欧米から帰国者による違うウィルス「L亜型」が蔓延し始めたらしい。

日本はこれまで検査数を絞り、医療も次第に立ち上げ、致死率を抑える目的をクレバーにやってきたと思っていた。

実際死亡率は2.2%と、世界平均5%の半分以下だ。

ただ、3月中旬、もう少し絞ると上記URLの記事だと3月10日以降、欧米型のウィルスが日本に入って今後欧米なみに急拡大する可能性が高くなってきた個人的に思いはじめている。実際、コロナの潜伏期間と言われる14日後の3月27日以降、感染者が急に増えている。

https://hazard.yahoo.co.jp/article/20200207

日本で感染していたウィルスの型が武漢からきたS亜型であり、3月の中旬から欧米型になったとすると状況が一変する可能性がある。

 

一方、ニューヨークは報道されている通り、街はロックダウンされ医療現場も大変な状況である。

この動画を是非見てほしい。現地の日本人のシングルマザーからのメッセージだ。

https://youtu.be/kRr_j2dq4lE

この動画をみて、日本の現在の感染者数3000人くらいだったのがアメリカのいつだったか調べてみるとちょうど3週間前の3月14日だ。

 

今、日本はアメリカの3週間前にいることが想定できる。そうすると、感染者シミュレーション通りに拡大すると3週間後の4月25日には今テレビでみているニューヨークの姿になることになる。

 

最初URLの記事によると、医療危機防ぐことができる累計感染者数は日本全体で5000人らしい。

5000人にはシミュレーションだと4月9日に達する。

もしこの時までに、ロックダウン等抜本的に人的接触を抑えられれば感染者は2週間後には減少するという。

(ただこのシミュレーションだと人的接触を1.8%まで減少しないといけなく、一方現在は自粛規制しても80%にしか減っていないようなので、かなりのハードルではあるが)

いずれにせよ、今の状況は感染爆発直前であり、来週非常事態宣言が出て人的接触数を減らし2週間継続させるしか感染爆発を防ぐ方法は無さそうである。

上記の動画では、「わがままなアメリカ人がなんで家にいるかというと、感染したくないから。感染しても病院で面倒みてくれないし、感染すると全体の2割が重症化し、5%が死ぬということもアメリカ人は知っているから」と言っていた。

この重要な局面で、この2週間か3週間「移らない、移さない」行動を日本国民が一丸となって取りたいたいものだ。