思考の詳細

SNSでは説明しづらい詳細について書きます。

今後の日本経済のポジティブな指標について

世の中で起きることを、今、敢えて全て肯定して考えてみる。

例えば、深刻な問題の一つ、少子化についても。

 

今まで、上へ成長するのを良しとしていた。

売上、利益、未だに「前年比プラス」を目指して企業の業績が評されている。

見慣れているのは、少しづつでも上に行く例の右肩上がりのグラフだ。

でも、人口が減っている今、一人あたりの経済量(=GDP)が上がらない限り、成長率は下がるのが当然だ。

こういう状況は、もしかすると全世界のGDPが右肩下がりにならにと、地球は人類を支えきれないという事かもしれない。

 

日本人は、以前菜っ葉とか、せいぜい一汁十菜をご馳走としていたのに、明治あたりから肉を食べ始め、今はコンビニ弁当など廃棄するほど生産している。更に、食品の賞味期限がうるさくなって、実際どれだけ廃棄されてるんだろう。多分、人間の食べるはずだった弁当が、相当家畜に回っているんだろう。だだ、家畜の飼料は弁当よりも単価が安いから、メーカーは廃棄の数を減らす為に生産を絞るだろう。また廃棄、売れ残りを防ぐために、売れ筋に商品数をしぼって利益を確保するだろう。

 

廃棄が少なくなっても、ただ食品は、トータルな消費量は人口減とともに消費量が減ってゆくのは間違いない。高齢者は元気だから、高齢者向け食品は意外と減らないのかもししれないが、日本のトータルな食品の消費量は、移民政策とかドラスティックな方策を取らない限り決して増えないだろう。

 

だから、このままのシナリオは、人口は緩やかに減り、GDPも緩やかに下がり、年金受給開始年齢は遅れ、みな高齢でも働く、という事だ。

 

高齢者向けレストラン、高齢者向け婚活サービス、この世にいるユーザーに向かって売れるサービスが提供される。中でも、一番高齢者にとって優先順位の高い医療は、寿命が伸びる分、消費者がお金を使う場、すなわち市場は伸びるだろう。

 

全体経済については、右肩下がりという事に日本人はは柔軟に受け入れるべきなのかもしれない。

 

プラス思考で、右肩上がりのプラスの指標を持ちたいなら、もはや別の指標を持つ時なのかもしれない。例えば、一人あたりの満足する単価が下がっているという指標はどうだろう。かりにコスパ(CP)率というのはどうだろう。計算式はCP率=CP÷平均購入単価だ。少ない単価でもCPを味わうことができれば、経済効率良く人生を楽しむ事ができるという指標だ。極端に言えば、ラーメンいっぱいでとめどもない幸せを味わうことができることを是とする事だ。このCP率がプラスであれば、

日本のGDP下がっても、日本人の幸せな量は増える事になる。

 

これまで右肩下がりだと社会不安になるといのが一般的傾向だと思うので、上記のように違う視点、指標で社会を捉え、今の社会トレンドがポジティブな面を持っている事を示すことは重要だと思う。

 

結果、一人ひとり、社会の動きを適確に捉えて人生をポジティブに過ごす事ができれば、社会全体、経済成長率の上下よりも、実際はずっとプラスになるだろう。