村上春樹の「村上さんのところ」
この本、読者の数多くの相談に答えるという本。
こういうQ&A本には、大抵質問のカテゴリー分けがしてあるものだが、それもないので、途中で飽きると思っていた。
ところが、意外と面白い。
一つ一つのやりとりが、いい加減ではないのだ。
色々、やりとりの中に示唆に富むところが多い。
本の中に出てくる音楽は、僕も音楽が好きなので、いちいちYOUTUBEでチェックしてみるが、知らなかったいい曲が多い。例えば、「アンクルアルバート&ハルセイ提督」とかビートルズでありながら、知らないいい曲もあった。
またビルエバンスのInterplayもいい。ジムホールのギターも効いてる。正に渋いジャズバーで聞きたい曲。
一転してクラシックだけど、アシュケナージの力強いショパンのエチュードもいい。
それにしても、若い頃のアシュケナージは、若い頃のブルース・スプリングスティーンに似てないかw。
という事で、今、村上春樹の作品に出ている曲がYOUTUBEのチャネルにあるので、
何と無く聴いている。
どの作品に出てたのかわからないのがとっても惜しいのだけど、まあ、こうしてそれなりの曲を面倒な操作なく聞けるのは便利になったと思う。
ただ、今日聴いている選曲は古すぎる。チャックベリーとジョンレノンのセッションは今日は響かないなw。