メルボルンにて
出張だが、夜とか、週末が時間があるので、結構プライベートな時間を過ごすことができる。
昔の海外出張は、同僚との付き合いや、テレビをみたり、長閑かつワンパターンだったが、
今はネットで情報をとって街に繰り出せるし、日本人同士も海外出張中ベタベタする風潮もなくなったから、自分の時間を多く確保することができる。
今、泊まっているホテルはキッチンがほぼ完璧な整備でついている。
お皿、フォーク、スプーン等食器類、電子レンジ、コップ、コーヒー碗、ワイングラス、シャンペングラス、包丁、冷蔵庫と揃っている。食器洗い機が古くて全自動でなくボタンが7つもあってよくわからないが、ちょっとシェフぶって料理ができる。
こっちのヨーグルト、チーズといった乳製品や、安いワインでもピノとかおいしい。
今も、部屋でブルートゥーススピーカーでジャズを流しながら、ゆっくり過ごしている。
アイロンがけも終わったし、明日は早くおきて、1日ツアーに参加する。
当地ならではの風景をみつつ、よい時間が過ごせるといい。
体重
しばらく体重計に乗っていなかった。
週末はほぼ運動しているし、卓球始めて体重は減れど増える心配はしていなかった。
実際会う多くの人に「痩せたね」って言われてきた。
数日前、久しぶりに体重計に乗って目を疑った。いつも表示される数字より約3キロ多かった。。
練習して帰ってくると大抵その体重のはずが、練習前、もしくは正月帰りの最大値程度だったから、驚いた。
思い起こせば、いつも食べられるだけ食べていたし、加えて夕食前のツマミも食べていた。
理由のひとつは、運動している中で痩せて貧相になるのがなんとなく嫌だったからだ。
ただ今の体重の多さは、このままだと運動始める前のメタボ時代になる。
さすがにヤバイと思って、昨日カミさんに「夕食、小盛りでいいからね」と言った。
カミさんは、僕はいくらでも食べると思ってるらしく、夕食とかいつも凄く大盛りなのだ。
食べられなかったら残せば、というような事を言われるが、そうそうは残せないから、小盛りと指定した。
次に昼をセーブすることにした。
一番カロリーセーブできて、しかも夕食まで持つ経験値的料理は、ざる蕎麦である。
久しぶりに社食のを食べた。作ってくれた人に申し訳ないが、水切りは甘く、味わいは皆無である。
代わりに、野菜を取ろうと取り放題のサラダを盛った。
さて今日夕方計ると、1KG下がった。
効果あるじゃん。
思えば、地元クラブと飲んでいる時に
『運動してるから、痛風は無縁でしょう?」
と聞いたら、「俺、偏食だから痛風だ」と言っていた。
運動していれば痛風にならない事でも無いらしい。
1言うこと、2行動、そして3健康管理、何事も頭を一回転させないといけないと改めて思った。
激しい議論の後
ふと思ったことは、自分も含めて家庭が、少しいい事があると喜び、少しネガティブな事があると絶望的になる事だ。起伏が激しい。
といっても、根深いものではないからそういう感情は持続しない。良くて1日だ。翌日には、ほぼリセットされている。
一昨日は、娘と卓球レッスンに行き、昼食はお気に入りの店に行き、皆ゴキゲンだった。
ところが昨日は大学の試験勉強の話で、追試の勉強しなければいけないのに、バイトを入れすぎとか、留年の危険とかの話で家中大紛糾だった。
そして、1日たって今日は何もなかったかのように平穏である。
一両日で事実は全く変わってないのに、家族のリアクションがかくも違うのはなぜか。
一つは人々の体調含む機嫌があるだろう。僕自身、口はほとんど挟んでいないが体調が最悪だった。週末運動しすぎと、その後クラブの連中と飲んだ酒のせいか夜頭痛がひどかった。
家内も娘も体調とか気分が良くなかったんだろう。
ただ冷静に考えてみると、そういう中で結構重要なことを問題提起していたかもしれない。
見た目は家庭内ケンカかもしれないが、思い出してみると言い合ってることは結構理屈からずれていない。それを子供がきちんと目を覚まして受け取れば、「雨降って地固まる」なるのかもしれない。
しかし、あれだけ昨日紛糾して、今日皆あっけらかんとしているのは微笑ましい。
皆、議論を踏まえ、それぞれの責任を果たそうとしていると思えなくもない。
「皆、少し大人になったか。。」
と信じたいものだ。
大雪の夜
午後になって大雪になった。
会社は16時に帰宅許可が出た。
箒で吐いたように、職場から人が去っていった。
最寄りの地下鉄の駅に行ったら、既に帰宅中の人々でホームがいっぱいだった。
電車は当然満員、途中の駅では乗れない人が多くいた。
最寄り駅から外に出ると、半端ない雪景色だった。
まるで雪の映画のセットのように見え、いつもの地元にいる感覚になれなかった。
電車の中でも人々は静かだった。
さらに街は雪の中なので、ほとんど音がしなかった。
近所では、家族で雪かきと雪だるまを作っていた。
突然、私服をきた女子中学生らしき仲間たちが、5ー6人で雪合戦しながら
「ヤバイ、やばい」と言っていた。
なんでこんな時に仲間で遊ぶのか分からず、思わず雪の精ではないかと
目を擦りそうになった。
このような大雪の日とか、関東大震災の日とか、苦難に会うと人々は静かになる気がする。
諦めの空気が人を覆うからだろう。
今晩は、皆、家でも静かにしてるんだろう。
僕もいつもより更に静かにしている。
淡々と
前回のブログ以来、ある事をずっと考えている。
昨日は、午前中考えて、11時から卓球の練習に行った。
調子は良くなかった。理由は家でビデオをみながら分析したが、最大の理由は「卓球を舐めてやっていたこと」だ。最近調子が上向きで、昨日も相手を見下し、頭を働かさせず、手を抜いても適当に勝てると思っていた。しかし、タガが緩むとプレイも信じられないミスが多くなり、しばらく負けていない相手にも負けた。やはり、当たり前だが、卓球をするときは、真剣にやらないといけないと思った。
昨日家に帰って、疲れがどっと出た。卓球で不調だったこと、あと考えや不安がストレスとなって、かなりしんどかった。
今朝になって、昨日午前中に書いたメモを、また追記した。
少し気持ちが楽になった。
なぜ、シンドイのか。
しんどく感じる時には理由を考える事にしているが、今回の場合も大きな要因は、先回りして考える事ではないかと思っている。
考える内容、内容を実現させる方法、方法の取り方、つまり戦略、いろんな種類の事の考えを先回りして考えること自体は悪くないが、方法ばかり考えていて、内容を考えていないとか、先回りする考えの内容のバランスが悪いときがある。また、ある一点ばかり考えてしまい、他が考えられなくなる事も自覚している。
今、もっともするべき事は、淡々と考えの内容をまとめることだと思っている。
ストレスは主要な部分ができない事がストレスの筈である。
考えをまとめる事がもっとも重要であり、今考えを阻害するものは何もないから、今ストレスは無い筈である。
ただストレスがあるのは、先を考え、予想される困難な事を推測するからである。
先の部分は、来るべきものはくるし、解決するしかない。また時期によっては状況も変わる。
つまり、今心配することは無駄な筈である。
考えをまとめる
相談して調整する
概略いけそうか判断
精査
最終決定
そのプロセスを進める中で、いろんな場面が出てくるだろう。
プロセスの内容が重要なのであって、方法や場面の想像は二の次なのだ。
ただ、実際、思考では後者を多く考えがちだ。
このようにブログを書きながら、考えを整理すると、気分も落ち着いてくる。
このような思考過程は、日本の学校では教えてくれない。因みに海外のビジネススクール研修で主要な部分だった戦略論やプロセスが何となく近い気がするが、日本の大学までの学校のメニューにはなかった。
次のステップである相談する時点まで、淡々と考えをまとめて行こう。
センター試験
今日も明るい日差しが部屋に入ってくる。
明るい日差しというと、ハワイのある朝を思い出す。
ハワイに遊びに行ったものの、12月だったかずっと雨だった。
ほぼ諦めかけていたある朝、煌々と部屋に朝日が差し込んできた。
日に力すら感じた。その日は、1日快晴でマウイの海を堪能できた。
今日も同じような日に力を感じる。
さて、昨日のダブルヘッダー練習を報告する。
昨日は11時から13時までの地元クラブの練習と、13時から17時までの会社クラブの練習に参加した。
もっとも練習会場の移動と昼食を挟むので、会社クラブの練習は14時から参加となった。
結果は体力的にはほとんど問題なかった。17時になった時も「もう終わったの?」と感じた。今後、ダブルヘッダーもいけそうである。ただ、頭、つまり集中力の持続の点で、課題はあった。試合の後半で、何も頭を使わない時があった。卓球は体を頭の両方働かないと試合では勝てない。
そして昨日と同様、話はセンター試験に戻る。去年の試験2日目、娘をセンター会場まで送っていったので良く覚えているが、今日と同じような、いい天気だった。
娘は当日の朝、極度に緊張していた。後で聞いたが、朝会場に出発前に緊張のあまり吐いたらしい。既に一浪しているプレッシャーに加え、苦手な数学があったからだ。何でも直前に受けた予備校の模試の数学がとても難しく、点が悪かったらしい。
自分は試験会場まで行く途中何を言うか考えた。あれこれ言えないので、言いたいことを反芻した。
「あの予備校模試は本番レベルより難しいだろう。だから今日は多分そんなに難しく感じないから自信を持ってやればいい。仮に予備校模試と同じ難しさだったら、どうせみんなできなくて平均点下がる。だから、落ち着いてできるところからやればいい」と本番が難しくても通常でも、いずれにせよ大丈夫と励ました事を覚えている。
結果は、やはり通常レベルで、数学も予想以上にできたらしい。
試験も全て終わったあと「完全燃焼!! だしきった!」とメッセージが娘からきた。
自分の体も軽くなるような高揚感を覚えた。本人が修羅場を乗り切ったという事だ。
どこの親もそうかもしれないが子供の試験には相当を機を揉むだろう。
全国で57万人もの子供達が今日必死で机に向かっている。
ただただ、健闘を祈りたい気持ちだ。