一斗樽の冷汗
今日は練習を終えて、立川の昭和記念公園に向かった。
なんとなく紅葉を見たくなったためだ。
午後1時に練習は終わったものの、出発は1時半過ぎ。
公園に着いたのは3時過ぎだった。
「1時間くらいのんびりして帰ろう」と思った。
公園は紅葉はまだまだ早く、日曜日の人出がすごかった。
4時になったので、帰ろうと自転車まで戻ると、鍵がない。
自転車の鍵がないと、自転車を置いて電車で帰らないといけないと頭をよぎる。
「あと30分で出口が閉まります。時間がかかるので移動を開始してください」
と公園のアナウンスが何度も入っていた。
駐輪場の位置を確かめて、昼飯を食べた場所に戻ると、幸い鍵はすぐに見つかった。
ほっと胸を撫で下ろし自転車に戻ろうとすると、今度は駐輪場が見つからない。
位置は確認して鍵を取りに行ったつもりだが、戻ったところに駐輪場がない。近くの駐輪場を探したが、
自転車を置いた駐輪場自体が見当たらない。結局、ウロウロと公園を20分近く探して、思ったより奥の方に自分の自転車を見つけた。
方向は合っていたが近場ばかり探して、奥まで見ていなかった。
誰もいない公園を出口に向かった。公園は広いから出口まで自転車で走った10分くらいかかる。
閉められていたら、なんとか言って通してもらうつもりだったが、アナウンスを違って出口は空いていた。
やっと公園を出て帰路についた。
家まで距離23キロ。
家内が洗濯して、その後の用事があるため家には6時までに帰るように言われている。
1時間。帰れなくはないタイムだ。
漆黒の暗闇を自転車で爆走した。
途中信号がいくつもあるので、実際時速25キロ以上は出さないといけない。
クロスバイクでは結構目いっぱいの速さだ。
自転車は道路の窪みとかでも落車することがあるし、パンクすればタイムロスする。
とにかく安全第一なので、「安全、安全」と声を出して走った。
結果、なんとか6時3分に着いた。
スムーズでいけたのは本当にラッキーだった。
今日の教訓はコース設定。時間のないときは遠出禁物だ。
余裕を持っていける場所にしないといけない。
今日昼ごはんを食べたが、帰って体重を測ると、食べる前と体重が全く変わっていなかった。
食べて飲んだ量を考えると、多分冷汗含め、汗を2リットルくらいかいたのだろう。
総じて言えば、一斗樽の冷汗だ。
とにかく日々反省。自分の愚かさにいつも辟易とする。