思考の詳細

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激坂ヒルクライム 〜秋葉神社 上社〜

今日は、秋葉山神社へのヒルクライムの日だった。

ヒルクライムとは、自転車用語で坂を登ることだ。

秋葉山は標高の高い本宮の上社と下社がある。

今日目指したのは上社で、標高866メートルあり、社から50キロ以上離れた太平洋が見える。

実家から32キロ、そこから先の8キロはヒルクライムだ。

8キロ走って、標高750メートル近くががるから平均勾配が10%弱ある。

自転車を長くやっている知人が「上級者コース」と言っていた。

僕は初級者の登竜門の東京にある「都民の森」をなんとかクリアできるくらいだ。

つまり初級者に毛が生えたようなレベルだ。

上級者のレベルとはいかばかりなのか、興味があった。

実際登ってみて、心拍数が上がり呼吸が苦しくなってきた。自転車用語の「ハーハー星人」、つまりハーハーとひたすら呼吸する状態にあった。でも色々工夫したが着ているウェアが熱くなってきた。サイクルジャージのジッパーをおろそうとしたが、手袋をしているのでなかなかおろせない。そして急登はずっと続く。たまらず足をついた。3キロ地点だ。

そこから、また踏み出したが、700メートルもするとまた足をついた。

以降、時速5キロで自転車を引いた。

狂ったようにこげ無くもなかったが、安全面とか体力使い果たすダメージも心配だったので、歩いた。

最後1キロは乗ったものの最後の300メートルでまた足をついた。

「上級者コース」を痛感した。ここを足をつかずに登れる人は素直に尊敬する。

そして、秋葉神社の本宮からみた海は、まさに黄金に輝いていた。

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健康で、実家家族のいろんな応援を受けながら登った自分を振り返ったとき「なんて幸せなんだ」と涙が込み上げてきた。

マスクをしていたが、涙を堪えるやら寒さを堪えるやらで、多分、鬼のような顔をしていたろう。

 

帰りのダウンヒルはとにかく、時速20キロを超えないようにした。

ブレーキがディスクブレーキではない普通のブレーキなので、握力がいる。

しっかり握ろうとすると下ハンドルとなり前傾姿勢がきつい。

色々、騙し騙しゆっくり降った。

話は前後するが、本宮では御朱印をもらった。3人も書き手がいて順番だったので選べなかったが、若い人に描いてもらった。

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久しぶりの御朱印、しかも秋葉神社と言うことで楽しみにしてたが、予想以上にさっぱりした筆使いで、特に感動は味わえなかった。

まあ、でも御朱印をもらえたこと自体は目的達成だ。

 

と言うことでヒルクライム以外は概ね楽しく走ることができた。

ただ、最後実家のある高台へのヒルクライムは相当しんどかった。ただ、ここで足をついたら自転車乗りの名折れと思い

なんとか登り切った。

そして無事にスタート地点の実家に帰ることができた。

 

明日は、遊ぶことができる最終日だ。

天気を確認して、もう一つ御朱印をもらって来れたらと思っている。

おやすみなさい💤